2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

熊谷守一の不思議なカタチ。−芸術の社会性について−

東京国立近代美術館へ熊谷守一展を見に行ってきた。有名な、あの赤く縁取られた輪郭線のカタチの不思議さを確かめたかった。熊谷守一は、いつからあの独特の感覚を得たのか。先ず目に入ったのは、「轢死」と題された作品。1908年(明治41年)制作。女性が自…