2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

背中合わせの実存、松下誠子作品論。

松下誠子の作品に出会ったのは、鵜の木のHasu no hanaで行われたパラフィンドレスが天井から吊るされたインスタレーションだった。そこには、松下誠子の声の作品や、写真を基にしたドローイングなども目撃した。その時の私は、作品から発せられる実存性はか…

「不良実存」展 ー思考する家ー  ”芸術の社会性について”

2017年10月8日(日)−10月30日(月)まで、千葉県江見海岸周辺で山田和夫氏が提供してくれたアトリエ兼住居であるEmiスタジオにおいて「不良実存」展が行われた。筆者である私は同じ企画の第一回目「不良」展からの参加であった。展覧会の企画をした倉重…